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メキシコの税務調査

  • Saquita
  • 2021年10月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月7日

 Hola!ライトイヤーメキシコ代表の和納です。


 メキシコの税務調査について書いてみたいと思います。現在、メキシコ政府はコロナの状況下もあり、税収入が大きく落ち込んでいるようです。そうなると企業から少しでも税金を取りたいと、税務局が調査に来たという声を周辺で聞くようになってきています。


 もちろん調査官はメキシコ人ですので、お国柄なのか割とカジュアルな感じの方で、気さくに国税の動きや地方の税務局の現状、他の企業ではどうだったか等(いいか悪いかは別として)、色々と教えてくれるのは有難いのですが、やはり余り気持ちの良いものではありませんね。




 さて、今までメキシコでは何回か税務調査を見てきましたが、コロナ禍も既に丸2年を迎えようとする中で、それまでの税務調査と比べて若干異なった様子を感じることができました。


 それは、重箱の隅をつつくような指摘はもちろんですが、税務局側から罰金や延滞金の割引交渉であったりと、税収確保をすぐにでも確保したいと言う印象を受けた点です。


 あくまでも私見になりますが、コロナによる影響をメキシコも多大に受け減った税収の財源確保を強化しているように感じました。その一環としての税務調査ではないかと思ってしまいます。


 重箱の隅をつつくような指摘が傍から見て言いがかりに近いような内容に対して、企業側は説明や弁明などを行うにはハードルが高く感じます。むしろ日本の税務調査の方が優しいとさえ思えてしまいます。対策としては契約書の巻き直しや、契約書の漏れがないか等の実施しやすいことを、できるところから地道に実施するしか対策はないと感じました。


 メキシコに既に進出済みの企業も、これから進出予定の企業も、お困りの際はぜひ弊社に問い合わせください。

 メキシコ進出をご検討中、またはメキシコ進出後の労務、会計、税務に関してお困りごとが有りましたら、お気軽に弊社にお問い合わせください。



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